ミケランジェロ展

 上野の国立西洋美術館で「ミケランジェロと理想の身体」展が開催されています(6/19~9/24)。観覧料一般当日券1,600円のところ、前売1,400円の券が1,200円で手に入ったので、平日の空いた時間帯を見計らって出かけて来ました。

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 パンフレットには、

  「神のごとき」と称えられた史上最高の芸術家。
  天才の生み出した傑作――奇跡の来日。
  空前絶後!世界に約40点しか現存しないミケランジェロの大理石彫刻から、傑作2点が初来日。
  《ダヴィデ=アポロ》
   あの「ダヴィデ像」を超えた?――ミケランジェロ壮年期の傑作 
  《若き巡礼者ヨハネ》
   20歳。早くも古代の理想美に到達。――ミケランジェロ初期の傑作 

と謳われています。

 西洋美術、まして古代ギリシア、ルネッサンス時期の彫刻はまったくの門外漢です。ただ、大理石から彫り出された彫刻の美しさ、躍動感はどのような技巧に裏打ちされたものなのか、素人目ながら確かめて見たく足を延ばしてみました。

 製作から500年近く経っている《ダヴィデ=アポロ》には、つい先ほどまで作業をしていたかのような、なまなましい鑿の削り跡が残されています。どれほどの時間が経過しても色あせない、大理石が持つ特性が見受けられます。石膏やブロンズとは大いに異なる特徴なのでしょう。

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 ミケランジェロの作品は2点が展示されていますが、これと関連する多くの参考展示がとても有益でした。館内の展示ではヴィンチェンツォ・デ・ロッシ1584年頃作《ラオコーン》(大理石)が唯一撮影を許されており、心行くまで写真を撮らせて頂きました。

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 普段の生活では接することの無い芸術作品に触れる、またとない機会となりました。

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この記事へのコメント

らららん
2018年08月22日 14:52
美術の教科書にも載っていたラオコーン、近くで見るとこんな感じなんですね!石なのに、皮膚の下の筋肉や骨まで精巧に彫られ、躍動感があるのに驚かされます。
きつべい
2018年08月23日 23:25
らららん さま
ミケランジェロの本物をカメラに収めることは出来ず残念でした。
古代ギリシアのラオコーン(模穀:大理石)から伝わる技術、芸術性にはただただ感嘆するばかりでした。
洋の東西、古今を問わず石が持つ不思議な魅力に人が衝き動かされるのはなぜなのでしょう。
日本では縄文時代に翡翠の魅力に気づき加工を始めています。

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