農村公園の水路

 道路の脇の水路には高低差を調整する桝が設けられており、中をのぞくと小さな魚やエビが泳いでいます。最後は比較的大きな川に注いでいますが、落差が大きすぎて川から上がっては来れません。どこから来るのかと思って、水路を遡ってみました。

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 近頃は雨期で大雨の恐れもあり、水路には水門が下ろされ、ほとんど水が流れていません。二日前にはどうにか泳いでいたスジエビはほぼ全滅し、小魚も白い腹を上に向けて横たわり、わずかに数匹しか生き残っていない桝もあります。

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 下流から順番に桝をたどって行くと、農村公園の大きな池から注ぐ水路に行き当たります。池の排水口から勢いよく流れ出た水は、一旦大きな桝に溜められ、左手にある大きな流れへと注ぐ水路、右手にある細い水路の二方向に分かれています。右手の水路は途中でやや大きな桝があり、水門で閉じられており、中には無数の小魚とエビ、巻貝が閉じ込められています。さらにその先には小さな水門があり閉じられており、ほとんど流れがありません。小魚が行き場を失い、右往左往しながら人影におびえ跳ね回っており、運命が尽きるのも時間の問題です。

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 流れが途絶えた箇所には、小魚、エビ、貝から出たのか脂が浮いて、匂い立っています。可哀そうですが、どうにもしてあげられません。毎年、同じような光景が繰り返されているのだと思います。

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 春先から初夏にかけてプランクトンが湧き、それをエサにする水棲昆虫が繁殖し、食物連鎖が成立し、やがて途絶えるのでしょう。そしてまた環境に適応した新たな循環が生み出されて行くのが自然なのかもしれないと納得しています。

 大きな流れはコンクリートで固められています。凹凸が無いので流れは速く、生物が済みにくい環境ですが、カルガモの親子が人目を避けるように泳いでいました。

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